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第10話
 島の西にある空き地に行くと、面々は何か面白い事が始まる予感にわくわくしていた。とりわけ日ごろ唯一紅雪から苛められていた小百合は、ようやく巡って来た復習の機会に目を爛々と輝かせながら、ちー姉と昌子が話し始めた計画に 
聞き入っていた。 

 「いい?今回は日ごろ皆が迷惑をしているあの紅雪を懲らしめてやろうという 
正義の旗印を掲げた悪戯なんだから、絶対にミスは許されないの。だからそれぞれ得意な分野を担当して皆の力であいつをギャフンと言わせるのよ。 
 淳幸もキンケシの恨みはあるでしょうけど、一人で突っ走らないでね。 
これは、皆の力が合わさって初めてあいつを懲らしめる事ができるんだからね。」 
 姉き肌のちー姉が、無類の統率力を発揮する。 

 すかさず参謀役の昌子がポテトチップスの袋を片手に話を続けた。 

 「いい?来週は紅雪がニワトリ小屋の掃除当番でしょ。だから 
何としてでも来週中にこの計画を実行させなきゃいけない。そのためには 
どうしても御島ダケが必要なの。 
 あれは、東の岸壁沿いにしかないし、親に見つかったら死ぬほど怒られる。 
それを今週中に手に入れないと、この計画自体がなくなってしまうわ。 

 だれか、それを取ってきてくれる人?それも大人に見つからないように 
夜が明ける前にいかなきゃいけないから大変だけど、だれかやってくれない?」 

 皆が渋る中、新太郎が勢いよく手を挙げた。 

 「やっぱ、俺がやらなきゃだめでしょ〜!」 

 それを見た百恵がすかさず、 

 「一人じゃ危ないから、私も行くわ!」と手を挙げ、ちらりと新太郎の 
方を見て、抜け目なくアピールした。 

 「さて、それを採ってきたら、あとは実行あるのみ!そのあとはチームプレイだから私達の日ごろの仲の良さのみせどころよ。 

 ふっふっふっ・・・その後の計画はね〜・・・・・」 

 不敵な笑みを浮かべるちー姉、昌子、そして淳幸だった。 

| ☆連続小説「ニワトリ宇宙人事件」 | 13:49 | comments(0) | trackbacks(0) |
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